これまでとは違う美顔ローラー!ユビタマゴ美顔ローラー ユビタマゴ(ゆびたまご)
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当社のこだわり

現代人の顔の筋肉は凝り固まっている

人間は本来日の出と共に大地に出て行き農作業や狩猟を行い、食料をはじめとする生活物資を獲得し、日の入りと共に家に帰り寝るという生活を送ってきた。そして、そこには家族や仲間との笑いあり喧嘩ありの毎日のコミュニケーションがあった。

ところが現代人はパソコン、インターネットというツールを手に入れたことにより「ビジネスマン」と名のつく多くの人はそれほど外に出て行かなくとも仕事が出来る環境を手に入れた。実際、1日の多くをパソコンの前で過ごすという人もかなりの数いるはずだ。

プライベートにおいてもブログやSNSの登場により、リアルに人と会う機会は一昔前と比べると確実に減ってきている。

人との関係が希薄になり、ストレスがたまりやすくなったりした結果「笑い」「怒り」といった顔の表情をつくる筋肉である「表情筋」や、その奥にある物をかむときに使う「咀嚼筋(そしゃくきん)」が衰え、凝り固まってしまっているのをご存じだろうか。

東京都足立区舎人に拠を構えるミツワ(株)は、
そんな現代人が抱える顔凝りの症状を緩和する商品「ユビタマゴ」を開発・製造・販売している。

整体師からの製作依頼がきっかっけ

整体師 伊藤賢治先生同社が「ユビタマゴ」の開発に着手したのは銀座・池袋・赤坂にて整体サロンを経営する整体師 伊藤賢治先生からの連絡がきっかけであったそう。

「お客様が家でも使えるような
 ホームケア型のフェイスマッサージ器を製作してほしい」

同社の本業はプラスチックの成形・加工業であり、創業以来40年の歴史を持つ。
現社長である三輪隆一氏は2代目になり「父親の代からよくオリジナル商品は製作していましたよ」と、同社がただの下請企業ではないことをアピールし、経営理念である「アイデアを形にする」という企業姿勢を強調する。

試行錯誤を重ね現在のフォルムに

ユビタマゴ開発「巷に多く出回っているフェイスマッサージ器というのは、女性ユーザー向けにつくられていますので、女性が好むフォルムをしています。また、カラーリングもピンク系の商品が多いのですが、私も含めて男性の方にも弊社が開発するユビタマゴを使って欲しいと思ったのです」

ユビタマゴの考案者はあくまで伊藤先生だが、開発したのは同社であり三輪社長である。

「伊藤先生のサロンに通い、私をはじめとする開発部の社員が実際に施術を受け、その中から感じたことを商品にフィードバックしていきました」

と、ユビタマゴ開発裏にあるストーリーを話してくれた。

「まずは全体のフォルムにこだわりました。通常の持ち手型でカラフルな美顔ローラーでは男性客は購入しません。男女問わず、仕事中デスクに置いてもおかしくなく「何これ?」と目を引くようなたまご型のデザインにすることに決めました。次にそのサイズですが、手に取ったときに人の手にフィットするようにと、何度も試作品を製作し、改良を重ねていきました」

ユビタマゴ開発その結果完成したのが、
縦 7cm 横 6cm という絶妙のフォルム
カラーリングもブラック系からホワイト系までを4色用意し、どれも上品な色に仕上げた。

「次にこだわったのが3つのボールの大きさとその位置関係です」

そもそもこのユビタマゴは伊藤先生が「自宅で手軽にフェイスマッサージを行える器具」として開発依頼をしたものであることは先述した。

つまり、言い換えれば
「自宅に居ながらにして整体サロンで受ける施術の感覚を味わう」ことこそが、そもそもの製作目的であるのだ。

3つのボールの役目は伊藤先生の指そのものであり、それぞれの位置関係は実際に先生が施術を施す際の人差し指、中指、薬指を再現しているという。

「試作品が完成すると伊藤先生のもとを訪れ意見を伺いました。そして、その中から得たアドバイスをもとに再び新たな試作品をつくるわけです。そんな作業を4カ月ほど続けユビタマゴは完成したのです」

ギフトとしても最適

ユビタマゴ発売後瞬く間に人気商品となった「ユビタマゴ」は、現在ではその性能をアップさせた「ユビタマゴⅡ」なる商品も発売。
初代ユビタマゴとあわせて月5000個を売り上げるヒット商品となっている。

筆者も実際にこのユビタマゴを使ってみた。 まず、商品が入っているケースがかわいい。 ボックス型のケース内にユビタマゴが収まっているのだが、中の商品が見えるようにとボックスの表側真ん中の部分をくり抜き、透明フィルムを貼っている。さらに、そんなケースの蓋を止めるシールはユビタマゴのイラストが描かれ、形もたまご型と何とも“おしゃれ”であるのだ。

「ギフト向けの商品としても需要があると思います」

筆者が社長にそう感想を述べると
「今まで美顔ローラーでギフトを意識した商品はありませんでしたからね。ですので、あえてラッピングにこだわりました」

下請け仕事が主業務である企業が、 メーカーへの脱皮を図ろうとオリジナル製品を開発する過程で失敗するその多くの理由に、ブランディングの欠如が挙げられる。 同社ではその部分にも力を入れた結果、現在の成功を勝ち取ったのである。

社長の“元気力”が企業の成長力

ミツワ株式会社 三輪社長三輪社長と話をしているととにかく明るく元気な人柄が伝わってくる。
そして、そのフランクな性格は会社全体に浸透していることも感じ取れた。

撮影のためにと設計部や製造部あるいは組立部に足を踏み入れたときのこと。
それぞれの現場で働いている社員に出会うわけだが、
その多くが社長と同じように優しく気さくな雰囲気を持っているのだ。

「ご存知のように日本の製造業の現状は悲惨です。弊社も通常の下請け業務は以前の半分にまでその仕事量が落ちこんでおり、「ユビタマゴ」を開発・販売していなかったら正直やばかったですよ(苦笑)」

と、経営者としての胸の内を明かしてくれたが、
実はユビタマゴは一度その企画が潰れそうになったという。

ユビタマゴ製造「伊藤先生のアイデアがとてもよかったので、どうにか商品化をと思いまして......」

――アイデアを形に。
自らが掲げた企業理念に忠実に従った社長は、
出来る経営者が必ず持っている要素である「行動力」を備えていた。
そして、その行動力は現在同商品の“販売力”に注力されている。

売り上げの減少を不況のせいだから仕方がないと嘆きあぐらをかいている経営者がいる一方で、現状を打破しようと自らアイデアを出し、そのアイデアを形にし、確実に結果を残している経営者もいる。

もちろん同社は後者になるのだが、このような活気ある企業に取材に行くとこちらも元気をもらえて嬉しい。
「元気があれば何でもできる」そんな言葉をユビタマゴの取材を通じて再認識した。

写真:ミツワ(株)
文章・写真:杉山 忠義
http://tadao-factory.com/

ミツワ株式会社
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